AI による要約
FileMaker の標準的なソート機能では、フィールドの値を基準に昇順・降順で並び替えることができます。しかし今回は、ユーザーがボタンを押した順番通りにレコードを並び替えるという、より柔軟なソート方法をご紹介します。FileMaker 2025 で新たに追加された [レコード一覧へ移動] スクリプトステップを活用して実現します。
この機能では、レイアウト上の「選択」ボタンを好きな順番に押していくと、その順番通りにレコードが並び替わります。追加選択やソート解除にも対応しており、実用的な操作感を実現しています。
仕組みとしては、「名簿」テーブルと「グローバル」テーブルの 2 つを使用します。「グローバル」テーブルには、ソート前のレコード順と選択されたレコードの順番をそれぞれグローバルフィールドに保存します。「選択」ボタンを押すたびにレコード ID が改行区切りで「g_選択順」に追加・削除され、ソートボタンを押すと選択済みのレコード ID と未選択のレコード ID を組み合わせた一覧を作成し、[レコード一覧へ移動] スクリプトステップでその並び順に移動することでソートを実現します。
また、[条件付き書式] を使って選択済みのボタンの色を青く変えることで、どのレコードが選択されているかを視覚的にわかりやすく表示しています。値一覧から指定した値を削除するカスタム関数と [GetRecordIDsFromFoundSet] 関数も組み合わせることで、シンプルかつ効率的なスクリプト構成となっています。