AI による要約
この動画では、Claris FileMaker で小数点以下の桁数を処理する方法を紹介します。大きく分けて「インスペクタを使う方法」と「関数を使う方法」の 2 種類があります。
インスペクタを使う方法
実際のデータを変えずに、画面上の表示だけを変えたい場合に便利です。レイアウトモードでフィールドを選択し、インスペクタの [データの書式設定] から書式を [小数] に変更することで、表示する小数点以下の桁数を指定できます。例えば「1.234」というデータを「1」と表示させることができますが、実際のデータは「1.234」のままです。印刷物には整数で表示したいが、内部では小数点以下の値も保持したい場合などに役立ちます。
関数を使う方法
実際の値そのものを変換したい場合は以下の関数を使います。
・Truncate 関数:指定した桁数で切り捨てを行います。例えば「100.987」を桁数 1 で処理すると「100.9」になります。
・Int 関数:四捨五入なしで小数点以下を無視し、整数部分のみを返します。常に整数が必要な場合に使いやすい関数です。
・Round 関数:指定した桁数で四捨五入を行います。例えば「300.987」を桁数 2 で処理すると「300.99」になります。
・Ceiling 関数:小数点以下を切り上げて次の整数を返します。「400.1」でも「400.987」でも結果は「401」です。
・Floor 関数:小数点以下を切り捨てて次に小さい整数を返します。「500.1」でも「500.987」でも結果は「500」です。
なお、Ceiling 関数と Floor 関数はマイナスの値に対して直感とは異なる結果になる場合があるので注意が必要です。例えば「-400.987」に Ceiling 関数を使うと「-400」、Floor 関数を使うと「-401」になります。
小数点以下の桁数に関する注意点
FileMaker では通常、関数の計算結果として扱える小数点以下の桁数は最大 16 桁です。16 桁以上が必要な場合は SetPrecision 関数を使用することで、最大 400 桁まで指定して計算することができます。